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トイレつまりの修理は自分でできる?10の修理法と7の予防法を紹介

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自宅のトイレがつまる経験は一度くらいあるでしょう。つまりのもとの多くがペーパー類です。
もちろん、ペーパー類以外にも詰まりのつまる場合はあります。

今回は、つまりの修理方法や予防法についてご紹介いたします。
 

トイレつまりに関する主なトラブル

トイレがつまるとどのようなトラブルが起こるのでしょうか。
放置してしまうと、故障のもとにもつながるため気づいた際は迅速に対応しましょう。
 

トラブル①水の流れが悪い

トイレが詰まっていれば、水の流れが悪いなどのトラブルが起きます。
また、水の流れが悪い理由の一つに、タンクの不具合があげられます。

水の流れが悪い場合は、タンクの中を一度確認してください。
タンクの取扱説明書の指示に従って、水量を調節しましょう。
タンク内にしっかりと水があれば、水の流れが悪い理由はタンクの不具合ではなくつまりです。
 

トラブル②水位が上がる

水位が上がる場合では、排水口などに何かが詰まってる可能性があります。
水位に関しては、しばらくすると自然と水位が下がります。
つまりを解決しようと、水を何度も流す方がいますが、逆に汚物を含む水が溢れてくる可能性があるため絶対にしてはいけません。
水位が上がっていれば、点検や修理を早めに依頼しましょう。
 

トラブル③異臭がする

便器から異臭がする場合、排泄物などが引っかかり、腐敗して悪臭を放っている場合があります。
ペーパー類など腐らないものであっても、水や空気の循環が悪くなり、それがもとで便器から異臭がしてしまいます。
 

トラブル④異音がする

流す際に、「ゴボゴボ」といった異音がします。
普段、聞かない異音がした場合、排水管部分に何かがつまっているかもしれません。
異音が聞こえたら、放置せずにメンテナンスや原因究明などを行いましょう。
 

よくあるトイレつまりの原因

なぜトイレはつまるのでしょうか。 今回は考えられる3つの原因を紹介いたします。
 

原因①水に溶けにくいものを流した

トイレのつまりの理由で一番多いのが、ペーパー類です。
本来は水につけると溶けたように細かくほぐれる特徴があります。

最近では、流せるタイプのお掃除シートなどが販売されています。
手軽さからこちらを使っている方は多いでしょう。 水に溶けるものでも、大量に流す場合は複数回に分けて流しましょう。
また、流す際は、洗浄の「」を使って流してください。

そのほかにも、食品類やオムツといった、水に溶けないペーパー類などは決して流してはいけません。
オムツや生理用品などは、吸水性が高い素材でできています。 水分を含んでしまうと膨張するため、排水管をつまらせてしまいます。

指輪やピアスなど、比較的小さなものでも流すのはやめた方がいいでしょう。
1つだけであればつまらなかったとしても、排水管を流れるうちに排泄物やティッシュ類と絡み、つまりのもととなります。
誤って落とした際は、すぐに取り除いてください。
 

原因②流す水の量が少ない

節水の目的で流す水の量を減らす方もいますが、水流を減らしすぎるとつまりのもとになります。
また排泄物を流す際に、常に洗浄「小」を使っている方も注意が必要です。

節水をしたい方は、節水タイプのトイレを設置すると、つまりが起こらず節水が可能です。
また、しっかりとした水流で流さなければ、排泄物が中途半端な場所に残って異臭の理由にもなります。
水量には十分注意しましょう。
 

原因③掃除不足

つまり原因として、掃除不足もあげられます。 尿石が少しずつ固まったのがもとで水の流れが悪くなり、異臭が発生します。
便器内排水管の内側に尿石が付着する場合が多くあります。

また、男性であれば床や壁などにも尿が付着してしまう場合が多いです。
掃除を怠ると、黄色っぽい茶黒の汚れが便器にこびりついてしまいます。それが尿石です。

定期的な掃除を行えば問題ありません。
しかし、尿石は長期間放置してしまうと硬くなり除去が難しいでしょう。
そのため、定期的に掃除を行いましょう
 

自分でできる10のトイレつまり修理法

トイレがつまった際に、自分で出来る修理方法はいくつかあります。
つまった際にぜひ試してほしい修理方法を10通りほどご紹介しています。
 

方法①便器に水を流し入れる

バケツなどを使って、便器の排水口に一気に水を流します。
こちらは、水圧を使った解決方法です。

やり方としては、水を少し高い位置から排水口に一気に水を流しください。
流す水の量には十分注意しましょう。 排水がスムーズになり、水位が正常な位置になるまで何度か繰り返します。
 

方法②便器にお湯を入れる

次に、お湯を便器内に流し入れる方法です。
やり方は、お湯を便器の排水口に流し込みます。数回流し込んだあと、1時間程度放置してください。
お湯を流す際は水温に注意しましょう。

トイレの多くは陶器で出来ています。 熱湯をかけると割れてしまう可能性があります。
目安としては、ぬるま湯(40〜60度程度)にしましょう。
 

方法③重曹・クエン酸を利用する

こちらは、重要やクエン酸の洗浄力でつまりを除去する方法です。
重要とクエン酸を混ぜると炭酸ガスの泡が発生します。
便や尿石などのぬめりを落とす効果があるため、日頃のお手入れにも向いています。
排泄物がつまっていれば、こちらの方法が有効です。

用意するものは、下記になります。
  • 重曹(1/4カップ)
  • クエン酸(1/2カップ)
  • 便器の半分くらいの量のお湯(50度程度)
     
方法は、まず排水口に重曹を振りかけます。
次に、クエン酸を入れます。(クエン酸がない場合は、お酢でも代用可能です)
こちらの方法を試す際は、必ず重曹から入れましょう。

クエン酸を入れたあとは、50度程度のぬるま湯を便器の半分くらいまで入れます。
お湯を入れると泡立ってくるので、そのまま一時間放置します。

こちらの方法は、つまりがひどい場合やスマホなどの固形物には効果がありません。
 

方法④ラバーカップを利用する

ラバーカップはつまりを解決するアイテムとしてかなり一般的に販売されています。
最も定番な方法のため、自宅にあるといった方は多いでしょう。

スッポンとも呼ばれており、カップ上に吸引器具がついています。
トイレだけではなく、排水口のつまりを解決するために便利なアイテムです。
ホームセンターなどで1,000円前後で販売されていますので、ぜひ購入しておきましょう。

ラバーカップには、さまざまな種類や形があります。
底が平らなタイプは、和式トイレを含む排水口用です。 底が出っ張っているタイプは、洋式トイレ用です。
自宅のトイレの形態に合ったラバーカップを購入しましょう。
 

方法⑤真空式パイプクリーナーを利用する

ラバーカップでは心もとないといった方には、真空式のパイプクリーナーがいいでしょう。
真空式パイプクリーナーはラバーカップよりも吸引する力が強いという特徴があります。
吸引カップにポンプが付いており、強い吸引力と押し下げる圧力でつまりを解決する仕組みです。
洗面台の排水口やトイレなど、用途によってサイズが異なります。

こちらもホームセンターで2,000円程度で販売されています。
つまりを解決するために購入する場合は、大型のものを購入しましょう。
 

方法⑥ワイヤー式トイレクリーナーを利用する

ワイヤー式トイレクリーナーとは、排水管の内部を掃除する専用の道具です。
ワイヤーの先端で異物や汚物を押し流します。

こちらもホームセンターやネットなどで3,000円程度で購入が可能です。
使う際は、排水口に先端部分を差し込みます。そして、ハンドルを回しながら押し下げていきます。
ワイヤーが入りにくくなった箇所があれば、そこがつまっている場所です。
場所が特定できれば無理に押し込まず、ハンドルを回しながらワイヤーの先端を回転させましょう。
 

方法⑦針金ハンガーを利用する

自宅に針金製のハンガーがある場合は、そちらでもつまりを解決できます。
使い方としては、ハンガーフックをペンチで切断し、便器に入れる側のハンガーの先端を、丸い輪っか状に曲げましょう。
曲げている方を便器に入れて奥まで差し込みます。 排水口の途中で突っかかりがあれば、それがつまりの原因です。

つまりが確認できたら小刻みに動かしつまりを削ります。つまりが小さくなれば溜まっていた水が流れていくでしょう。
水位が正常に戻ったら、つまりが解決しています。

針金ハンガーを使う際は、ハンガーの長さや針金による怪我に注意してください。
ハンガーが奥まで届かないのであれば、決して無理に押し込んではいけません。
無理に力を加えてしまうと、排水管の途中でハンガーが破損してつまりを悪化させてしまうかもしれません。
取り扱いには十分注意しましょう。
 

方法⑧ビニール袋を利用する

ビニール袋でもつまりの解決が可能です。
やり方としては、自分の手でラバーカップのような動きを行います。

まず聞き手にゴム手袋をはめて、拳を作り、2枚のビニール袋を上から被せます。
後から水が入らないように輪ゴムなどで固定しときましょう。
拳を排水口部分に押し当て、空気が入らないように密着させたあと、ラバーカップのように拳の押し引きを繰り返しましょう。
何度か繰り返すとつまりが解決します。

拳が小さ過ぎるケースは、空気が入りやすく、密着しにくいかもしれません。
排水口が塞がるようにタオルなどで拳を大きくするといいでしょう。
また強く押しみ過ぎると奥まで入り込んで抜けなくなる場合があるため、力加減にはよく注意してください。
 

方法⑨ペットボトルを利用する

ペットボトルをラバーカップの代用品として使うのであれば、底から2〜3cm辺りをカッターなどで切り落としましょう。
その際に、切り口で怪我しないように注意してください。

ペットボトルの口部分をゴム手袋をした親指を入れて塞ぎます。その状態で排水口に差し込んでください。
差し込みができたらつまりが解決するまで、押す動作と引く動作を繰り返します。
何度か繰り返し、水を流し、少しずつ流して流れたらつまりが解決されています。
 

方法⑩食器用洗剤を利用する

どの家庭にも食器用洗剤は必ずあるでしょう。量が少ないケースは辞めておきましょう。
器内の水位が高いケースはまず汚水を抜きます。

水を抜き出す際に感電には十分注意しましょう。便器周りのコンセントは抜いておきましょう。
水がある程度抜けたら、100ccの食器用洗剤を便器に流し込みます。
そのあと、45度のお湯を便器の半分まで注ぎます。 そのままの状態で20分放置してください。
20分後、水位が下がっていればつまりが解決しているかもしれません。

再度45度程度のお湯を注ぎ、水の流れを確かめてください。
食器用洗剤を使う際は、複数の洗剤が混ざると、有毒ガスを発生させる危険性があります。
体調不良のもとにもなるので、使う際は同じ洗剤を使いましょう。

また、水に溶けない固形物などがつまっている場合には効果はないので、つまりのもとを確認してから取り組みましょう。

下記の記事では、賃貸のトイレが故障してしまった際の対応方法について解説しています。
お困りの方はこちらを参考にしてください。
▶参考記事:賃貸のトイレが故障した際の修理について詳しく解説!
 

トイレつまりを予防するための7つの方法

トイレでつまりを引き起こさないために、普段から行える予防法はあるのでしょうか。
今回はすぐに取り掛かれる方法を7つご紹介いたします。
 

方法①トイレ専用ペーパー類以外流さない

当たり前ですが、専用のペーパー類以外のものは流さないでください。トイレで使うペーパーは専用のものを使いましょう。
また、最近では水で流せるタイプの掃除シートもあります。
流して大丈夫なものではありますが、厚手なため、できるだけ可燃ごみで捨てましょう。
 

方法②ポケットの中身に注意をする

トイレを使う際は、ポケットの中身には十分注意が必要です。
特にズボンのポケットの中身は、降ろした際に誤って便器に落とすケースがあります。
また、スマホや鍵なども落としやすいです。
女性であれば、髪留めやリップなども落とすケースがあります。

そのため、トイレを使う際はポケットの中身を取り外し、カバンや便器の中に落とさない棚の上に置いておきましょう。
また、自宅の場合は、本やスマホなどの持ち込みは控えましょう。
誤って落としてしまった際には、決して流さず取り除いてください。
 

方法③トイレタンクの上にものをおかない

物件によっては、トイレに棚がなく、芳香剤などをトイレタンクに置いている方がいます。
トイレ内にものを置くケースは、便器から離れた場所や床などに置いてください。
床にものを置きたくない方は、100均などで簡易的な棚を作ってそちらに置くようにしてください。
 

方法④ウォシュレットを使用する

水に溶けるトイレ専用のペーパー類でも、大量に流すとつまります。
大便など、ペーパーを使う機会が増えるケースはウォシュレットを使いましょう。
使用量を見ながら、ウォシュレットと併用してください。
 

方法⑤トイレの使用後は必ず流す

節水や節約のためと流す回数を減らすのはよくありません。
排泄物は時間が経つと固まってしまいます。
しっかりと流れきっていなかったものが蓄積されてつまりを引き起こします。

また衛生的にいいとは言えません。 また放置しておくと異臭のもとにもなります。
トイレを使う際は、必ず流しましょう。
 

方法⑥水洗レバーの大小を使い分ける

水栓レバーの使い分けもつまりを予防する方法です。
節水目的で大洗浄を使わない方がいます。
しかし、水量が足りていないと、流し切れずに排水管に残ってしまうかもしれないので、排泄物の量に適した水量で流しましょう。
 

方法⑦間違えた節水方法は行わない

タンク内にペットボトルなどをいれて水をかさ増ししている方がいます。
しかし、水の量が減ってしまうと排泄物が綺麗に流れ切れていない可能性があります。
排水管内に残ってしまった排泄物が蓄積されてつまりのもとです。
間違った方法での節水は控えましょう。
 

修理業者に依頼したほうがよいトイレつまりとは

自分で修理できる方法をいくつか紹介しました。
しかし、自分で修理できる自信がない場合は修理業者に依頼しましょう。
では、どのような基準で修理業者を選べばいいのでしょうか。
 

修理業者の選び方

水道業者にも悪徳業者が存在します。
では、安心して修理を任せられる修理業者の特徴はあるのでしょうか。
水道工事を行う業者は、水道法といった法律を守らなければいけません。

その法律で定められているのが、水道局による認可です。
こちらが認可されている修理業者は、水道局指定工事業者として国に認められています。
水道局指定工事業者と非水道局指定工事業者では、水道工事で行える内容が異なります。
修理費用なども気になりますが、まずは依頼しても大丈夫な業者かといった視点から安心できる業者を選んでみてください。
 

信頼できる修理業者を探そう

いかがだったでしょうか。

今回は、トイレづまりを自分で修理する方法やつまりの予防法についてご紹介しました。

トイレづまりは緊急性が高いため、業者を呼ぶ前に自分で修理する方も多いでしょう。
自分で修理する際は、今回紹介した方法を試してみましょう。

ラバーカップなどがないケースは、ビニール袋やペットボトルでも代用が可能です。
自分でも行える方法を試してみましょう。 またトイレづまりを起こさないために普段から行える予防法を試してみましょう。
水量の調整やペーパー類のつまりの軽減などがあります。

万が一、つまってしまった場合は修理業者に依頼するのもいいでしょう。
自分で修理する自信がない場合は、積極的に依頼しましょう。

修理業者の選定で悩んでいる方は、ぜひ水設サービスをご利用ください。
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2022年10月28日 15:12
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